ブラックジャックのカードカウンティングとベーシックストラテジーについて

プレイヤーの知識と行動で、還元率を高められるからこそ「ブラックジャックは技術介入のゲーム」と言われます。この技術介入要素がブラックジャックのなによりの魅力ですが、究極の技術介入であり、最強の必勝法である「カードカウンティング」を皆さんはご存知でしょうか。映画のモデルにもなったこのカジノ泣かせの攻略法、気になる仕組みを解説していきます。

カウンティングとは?

「カウンティング」とは、場に出たカードを記憶することで、まだ場に出ていないデッキの中のカードを予測することです。極端な例ですが、1デッキ52枚のトランプセットを用いてブラックジャックを行った場合、最初のゲームでディーラーにK・K、プレイヤーにもK・Kが配られると、デッキの中にはKは存在しません。よって、次のゲーム以降Kが配られる可能性は0%ですよね。実際のゲームではここまで偏ることはかなり珍しいですが、何度もゲームを重ねるうちに「絵札が良く出ているなぁ」「2とか4とか低いカードばかり出ているな・・・」という局面に遭遇することは多いと思います。「絵札が良く出ている=デッキに絵札が少ない=絵札が配られる確率が低い」ということになりますよね。カウンティングは「絵札が良く出ている」という部分を詳細に数え、「今まで配布された○枚のうち、絵札が○枚配布され、デッキにある絵札は○枚。次に絵札が配られる可能性は○%」という確率を正確に導き出し、ゲームを有利に進める手法です。

ブラックジャックでは「A」及び「10以上の絵札」が非常に重要な役割を果たしますよね。そのため、デッキにこれらのカードが何枚あるか?次に出る可能性は高いか?低いか?を把握することが極めて重要です。

例えば、プレイヤー側の合計値が「10」や「11」であったとします。この時、もしの中に「10」が多く残っている事を知っていれば、「10」を引いて「21」に近付けやすい有利な状況にある事が分かります。

カウンティング

逆に、プレイヤー側の合計値が「15~17」付近の微妙な数値であった場合、「10」を引いてバーストしてしまう確率が高いため、無理な勝負をしない方が良いと言う判断が出来るようになります。

そして、プレイヤー側だけでなく、ディーラー側のカードを見る事も大切です。

シューの中に「10」のカードが多い状況下で、ディーラーのオープンカードが「9」や「10」と言った高い数値であれば、次に「10」を引いてバーストする可能性が高いと言えます。

カウンティング

この場合、自分は無理してヒットをせず、相手にカードを引かせてバーストさせるのが良いと言う判断が出来るようになります。

ゲームが進んでディーラー側が「15~17」付近の微妙な合計値になった場合は更にチャンスです。自分は無理してヒットせず、ディーラーに「10」を引かせてバーストさせ、勝利する事が出来ます。

このように、カウンティングをしていれば自分が「有利な状況」にあるか「不利な状況」にあるかが分かるようになるのです。難易度は非常に高いのですが、リアルカジノでは禁止されてしまう程効果の高い必勝法です。

2.カウンティングの方法

カウンティングとは、場に出ているカードを覚えて行く事でシューの中身を把握する行為を指しますが、場に出るカードを逐一暗記して行くとなると大変です。プレイヤー・ディーラーだけでも困難ですが、オンラインで他者とプレイする「ライブブラックジャック」ともなれば、他者のカードも暗記する必要があり、相当な記憶力を強いられます。

そこで考えられたのが、カードをグループ毎に分けて数値化し、簡易計算で管理して行くと言うカウンティング方法です。

カウンティング

カウンティングには様々な方法がありますが、ここでは分かりやすい「ハイローシステム」の方法を見て行きます。このシステムでは、上記のように「10・A」のカードは-1、「7・8・9」のカードは±0、「2・3・4・5・6」のカードは+1と、3種類の数値で計算しながら管理して行きます。

前述したように、「10」のカードは偏りを見極める上でとても重要な存在です。その重要なカードをマイナス値としてまとめてカウントする事で、より効率的に偏りが見分けられるようになります。

それでは、実際にどのような流れになるのか例を元に見て行きましょう。

3.例を元にカウンティングを学ぶ

それでは、オンラインで他プレイヤーを交えて行う「ライブブラックジャック」で実践してみましょう。ほとんどのカジノでは、自分を含めたプレイヤー7名+ディーラー1名の最大8名でゲームが行われます。

満席になっているケースは少ないので、今回はプレイヤーが4席埋まった状態と想定します。早速ゲームを開始し、1ゲーム目が終わった状態を確認しましょう。

カウンティング

右端①のプレイヤーから順番に、手札をカウンティングして行きます。

カウンティング

「10」は-1とカウントし、「A」も-1とカウントします。
-1-1を計算すると「-2」です。

カウンティング

「3」は+1とカウントし、「K」は-1とカウント、「6」は+1とカウントします。
+1-1+1を計算すると「+1」です。

カウンティング

「J」は-1とカウントし、「10」も-1とカウントします。
-1-1を計算すると「-2」です。

カウンティング

「4」は+1とカウントし、「5」も+1、「2」も+1、「4」も+1とカウントします。
1+1+1+1を計算すると「+4」です。

プレイヤーのカウントが済んだので、最後にディーラーを確認します。

カウンティング

「9」は±0、「Q」は-1とカウントします。
-1を計算すると「-1」です。

全てのプレイヤーとディーラーの結果を合計すると…

カウンティング

今回のゲームでは「±0」となりました。

こうした場合は賭け方をほぼ変えないようにして、更にカウンティングを続けて様子を見ましょう。

カウンティングの結果がマイナスの場合

「10」のカードは全てマイナスとして数えているため、マイナスが多い程、「10」のカードがシューから場に出ている事が分かります。つまり、合計の数値がマイナスであればある程「10」を引く可能性が少なくなるので、無理な勝負を避けつつ相手のバーストを待つのが適切となります。

カウンティングの結果がプラスの場合

「10」以外のカードが場に出ている程プラスが多くなるので、その場合はシューの中に「10」のカードが多めに残っている事が分かります。つまり、合計の数値がプラスであればある程「10」を引く可能性が高くなるので、ヒットやダブルダウンを積極的に選ぶのが適切となります。

上記の3パターンで賭け方を変えながらプレイする事で、カウンティングを上手く活かせるようになります。必ずしも毎ゲームカウンティングの結果通りになるわけではないので、その場で効果をすぐに期待するのではなく、長い目で勝ちを狙って行きましょう。

4.オンラインカジノでカウンティングを実践

長い目で見れば、着実に効果を発揮してくれるカウンティングですが、これをリアルカジノでやろうとすると中々難しい部分があります。

実は、この「カウンティング」は有名な必勝法であるがために、店側が対策をしている事も多いのです。

あまりにも露骨に行えば、出入り禁止となってしまう可能性もあります。この事は、効果が高い事をより証明しているとも言えます。

しかし、リアルカジノではなく「オンラインカジノ」であればどうでしょうか。カウンティングを行っても顔が見られているわけではありませんので、余程の事がなければ、ディーラーにも他プレイヤーにも不審に思われる事がありません。

また、カウンティングに慣れない内は頭の整理が追いつかない事もあります。そのような時には、メモ用紙を使って着実にカウントして行く事も可能です。

実際のカジノでは禁止されてしまいますが、ネット上のカジノであれば問題ありません。

カウンティング

「±0」は言わずもがな普通の0と同じですから「0」と記入し、効率良く記入するために「+」も省いています。マイナスの符号だけつけておきましょう。図のように、合計と累計で分けておくと分かりやすいでしょう。

上の方法でも整理が追い付かず、難しいと感じた場合には、次のような方法もあります。

カウンティング

こちらは計算を一切せず、ただ場に出たカードを該当箇所に記して行くと言う非常に簡易的な記入法です。丸でなくとも、正の字やレ点等、自分の書きやすい方法で構いません。明確に数値化していないので信頼度は少し下がりますが、「10・J・Q・K・A」の数を視覚的に把握出来るので、何もしないよりは勝つ確率が高くなります。

オンラインカジノは、上記のような方法も試す事が出来るので、カウンティングの初心者の方には特にオススメ出来る場所です。

もちろん、カウンティングがしやすい環境にあると言う意味では、着実な勝ちを狙いたい方全員にオススメ出来る方法です。

最初の内はかなり大変ですが、回数を重ねて行く事で徐々にテクニックを自分のものにして行きましょう。

5.カウンティングの注意点

カウンティングは信頼度が高く、オススメ出来る攻略法ですが、必ずしも勝つわけではない事は肝に銘じておきましょう。

いくら場に出たカードからシューの中身を見破れたとしても、その後の自分のベット額やアクションの取り方次第で、勝ち負けの未来は変わって来ます。

「カウンティングをしているから間違いない!」と過信しないよう、常に冷静に適切な手を見極めて行く事が大切です。

それにはまず、カウンティングをしていて「負けるパターン」について認識しておく必要があります。

何度も述べているように、ブラックジャックではシューの中に「10」のカードが多い程、プレイヤー側が有利になります。

この事は逆に言えば、シューの中に「10以外」のカードが多い程、プレイヤー側が不利になると言う事でもあります。

カウンティング

そして、「10以外」のカードの中でも、特にプレイヤー側が不利になりやすいのが「2・3・4・5・6」の5種類のカードです。

カウンティング

「10」や「11」と言った高い数値のカードを連続で引けば、即ブラックジャックと言う事もあります。しかし、シューの中に小さな数値のカードが多い状況だと、中々合計値が21に近づきません。そればかりか、小さな数値の状態でもたついていると、10のカードを引いてバーストしてしまう危険性が高まります。

カウンティング

また、「ディーラー側がバーストしづらくなる」と言う意味でも、プレイヤー側が不利になります。

シューの中に「10」のカードが多ければ、相手にそれを引かせる事でバーストさせ、自分を勝利に導く事が出来ます。一方、シューの中に「2・3・4・5・6」と言ったカードが多い状況だと、中々バーストまで持って行く事が出来ません。

以上のような理由から、シューに「2・3・4・5・6」と言った小さな数値のカードが多い場合には、積極的な勝負は控えるのが適切になります。

カウンティングにおいて、「2・3・4・5・6」のカードが「+」として分けてカウントされるのも、これが理由です。カウンティングをしていて「+」に傾いて来たと思ったら、慎重なプレイへ移行しましょう。

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